学習プリント開発までのプロセス

 公立学校教員の経験を活かし,学習塾を開き,現在まで40年間小中学生の教育に携わってきました。学習塾経営において,これまで生徒たちが定期テスト終了後に持ち寄った問題は,全て出題頻度・難易度・解答法の観点から分析し,塾での指導に取り入れてきました。ご紹介する学習プリントは,この膨大な調査結果を反映させ,新たに編集構成して作成した問題集です。結果に直結する,定期テスト対策に特化した学習教材です

毎月お届けする通信教材

1. 「問題プリント」各教科それぞれ3回分。  
  ※理科・社会はA3用紙2枚(両面開き6頁) 数学はA3用紙3枚 モノクロ
2.「解答と解説」 解くための手順・理由・考え方をわかりやすく解説します。 
  ※各教科A4用紙5~6枚 2色刷り。
3. 付録 英語テストや暗記事項に関する掲示物など。

教材の特徴

 出題頻度の高い問題ばかりの予想問題集だから即効性があります。市販の問題集に比べ複数の類題を数多く,バランスよく掲載しているので,繰り返し行うことにより,解き方や答え方を訓練して覚えていくことができます。

 絶対に抑えるべき基本問題から,思考力や応用力を必要とするややレベルの高い問題,他の単元との関連性を含む問題や発想力を問われる高難度の問題まで難易度を示してあるので,目標を平均点以上・クラスの上位・全問正解など,各自で決めて意欲的に学習していくことができます。

 御案内の教科は数学・理科・社会の3教科(1年生は数学と理科)です。テストによく出る問題の提供という趣旨に合致する教科ですので,この3教科の作成をしました。今後,英語の発刊も計画しています。もちろん,教科書に準拠しています。

 受け身的な学習ではなく,主体的に学ぶ学習です。自分の力で解いて考えを深め,間違ったり悩んだりしながら少しずつ問題解決能力を養っていきます。これから上級の学校に進学したり、社会に出たりしたときには必ず必要になっていく力です。中学生のうちからも育てていけると考えています。

コラム

長女の中学入学を機に過去問を中心とした定期テスト用のプリントを作成したのが原点でした。数学は10枚,理社は20枚ほど作成し,テスト2週間前から取り組ませました。3年後,次女が入学し,出題頻度や問題内容を吟味して改良を加え与えました。翌年からは学習塾のテスト対策として使用するため, 2頁~3頁のテスト形式に編集し,授業で扱うようになりました。その後,長男の入学もあり,難問や頻度の高い問題の類題を追加して再編するとともに,テスト直前ではなく,日々の家庭学習でも使えるように,問題の配列を教科書に合わせ,テスト前には見直しをする現在の形式に至りました。3人とも,学校の課題以外は,ほぼこの問題プリントだけで3年間を通し,希望高に入学できました。当然,間違えた問題は何度もやり直してマスターすることは徹底させました。塾生にも,定期テストでそっくりな問題が出たと喜ばれています。『努力したことが報われる』これこそ意欲や向上心の高揚の源になります。「実証済みの問題集」であるということがお勧めする一番の理由です